6歳の私

昨日だか一昨日だかの夜NHKの番組で、中国のエリート学校の小一の子供達が、
身振り手振りも激しく、英語をペラペラ喋ってるの見て、
やっぱり日本人とは根本的に違うなと思った。
あとそのクラスの子かなんかが、
ハーバード大に入って中国でも一握りの優秀な人に私がなるの。って豪語してたよ。
自分は6歳になる時、幼稚園のホールで毎月あった誕生会の日、舞台に立ち、
全園児が見つめる中、もう一人の自分が「やめろ」という声を聞きつつ、
「将来はアンパンマンになりたい」って言ったよ。
言いながら「何でこんな恥ずかしい事言っているんだろう」
と思った事は一生忘れないと思う。
もう少し、知的な夢はなかったのか。

ちなみにその隣にはその後好きになった、誕生日が一日違いの社長の息子がいた。
いや社長の息子だったから好きになったんじゃないよ。
でも幼稚園の給食費を払うとき先生が、
「○○くんちはお金持ちだから小銭がなくていつもおつりがいるね」
って言ったのが子供心に印象深かったのか、
彼の家に行って玄関先からチラッと見えた部屋の壁にはびっしりお札が貼ってある、
というとんでもない記憶が脳に刷り込まれている。ありえない。何考えて生きてたんだ。

あとその誕生日の記念に幼稚園で撮ってもらった写真がえらい不機嫌で。
たぶん鳥小屋の前っていうシチュエーションが気に入らなかったんだと思う。
しかも服がダルダルの下着のランニングシャツ一枚で貧相。