理由

2005年7月8日
ばあちゃんが6月半ばの土曜の昼に倒れてそのまま夜ぽっくり死んだ。
その一週間前くらいからうちの母が、
「爪切りたいんだけど朝は忙しくて時間ないし、
でもお母ちゃんの死に目に会いたいから夜は切れない」って言ってて。
虫の知らせなのか、今までそんなこと滅多に言わなかったんだけど。
結局、亡くなる前日の夕方6時ごろ私に、
「まだ明るいからいいよね」って聞いてから切ったんだよね。
あれが良くなかったのかな。
結局、母は両親とも最期を看取る事が出来なくてかわいそうだった。
あと10分早く着ければ間に合ったのに。
でも着いたときはまだ温かかったんだよね。
一緒に住んでる家族は仕事があるから平日の昼間は家で一人留守を守ってたんだけど、
たまたま土曜日で皆で出かけた先で倒れたから良かったと思って。
帰ったら家で一人死んでたら辛過ぎるじゃない。
くも膜下で即死状態だったから痛みも一瞬だっただろうし。
痴呆も進行し始めてたんだけど、
自分を顧みず、ずっと人の面倒だけを見続けた人だったから、
最期も誰にも迷惑掛けずに逝ってしまった。

あー、寂しいな。

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