あの頃

2009年9月30日 日常
なんか急に三島由紀夫のことを考えている。

中学生の時からだからずいぶん長い付き合いだなあと。
振り返って考えてみてその月日の長さに、
三島が私の人生に根付いているようでなんだか嬉しい気持ちになる。


十代半ばの時期に三島に触れられたことはすごく良かったと思う。

あの頃、狭い部屋に鍵を掛けて真夜中にいつも本を読んでいた。
毎晩ひたすら本を読んで、夜が明けたら眠る毎日。
頭の中も胸の内もいっぱいになって、よく明け方の公園で途方に暮れていた。
本の中と朝の公園でしか息ができなかった。
誰もいなかった。

寂しかったと思うなあ。
それでもどうしていいのかわからなくて。



また改めていろんな作品を読み返してみたい。

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